gate/つくる場・KAIKAの試演会

新しい創作の機会となるべく実施する、小作品の上演企画。
ディレクターにより選定する1~3団体程度の作品を連続上演する。
演目の前後にはgateディレクターと出演アーティストによる「アーティストトーク」、
終演後には、併設のギャラリースペースAKIKANにて「カフェ」という意見交換会を開催。
KAIKAや京都へ初めて来る時の入り口(gate)。さらにそこから拡がっていくための門(gate)。KAIKAで行う本気の試演会です。

これからのgate

既成戯曲の演出シリーズ

つくる場・KAIKAの試演会「gate」。現在は、大石ディレクターのもと、既成戯曲の演出をテーマに開催しています。このプログラムを通して、往年の作品を少しでも身近に感じてもらいたい、今まで知らなかったようなたくさんの戯曲に出会いたいと思っています。

次回開催情報は、決まり次第、お知らせします。

【スタッフ】
gateディレクター: 大石達起 (IN SITU)
舞台スタッフ: 脇田友
制作:河合厚志(押ボタン制作) 植村純子
【お問合せ】
tel 075-344-8970(フリンジシアターアソシエーション)
mail gate_kaika*ftas.info(*を@に変えて送信ください)

gate presents 「戯曲を味わう~大石Dの勉強会~」

戯曲に書かれている歴史や、文化、作者の背景を知ってから読むことで、戯曲をもっと楽しく読む(味わう)ことを目指して。gateディレクター大石が戯曲を読みながら疑問に思った事、勉強した事をみなさんにお話します。みんなでその戯曲を読んでみて新しく出てきた疑問をワイワイ話し、美味しくいただいちゃいましょう。
「一人で戯曲を読んでると誰が誰かわからなくなる!」な方の参加もぜひぜひお待ちしています。
勉強会
【今後の開催予定】
●vol.16 2020年1月31日(金)19:00~20:20
ゲスト:劇団衛星『珠光の庵』韓国語版出演者たち
劇団衛星とのコラボレーションにより、劇団衛星『珠光の庵 ~遣の巻~』に出演する韓国俳優の方々と一緒に韓国演劇を味わいます。韓国の演劇史は大きく分けて、①『クッ』というシャーマン演劇や『タルチュム』という仮面舞踊劇のような伝統劇、②日本新派に影響を受けた新派調劇やプロレタリア劇に代表される近代劇、③そして現代劇、の3つに分けられるようです。知らない単語ばかりがでてきていますが、大丈夫。僕も慄いています。
そう言われてみれば全然知らなかった、韓国の演劇史や演劇事情について、現地の方とお話しながら味わえればと思っています。
会場:KAIKA
参加費:500円
お申込: https://dbf.jp/fueki/index.cfm?f=fk200131
●vol.17 2020年2月21日(金)19:00~20:20
ゲスト:ユニット美人(黒木陽子、紙本明子)
ユニット美人とのコラボレーションにより、ベケットと上演権について味わいます。
ベケットは『ゴドーを待ちながら』が有名な劇作家ですが、一方で「権利関係が厳しい」ことでも有名です。彼の戯曲に限らず、「著作権って誰が持ってるの?」「演出って著作権あるの?」など、多くの方が一度は悩んだり考えたりしたことはあるのではないでしょうか?僕はよく悩んでいます。そんなベケットの功績と上演権について味わえればと思っています。
ユニット美人『ゴドーを待ちたかった』公演の裏話も聞ける、かも…!?
会場:AKIKAN
参加費:500円
お申込: https://dbf.jp/fueki/index.cfm?f=fk200221
●vol.18 2020年3月24日(金)19:00~20:20
2019年度最後の勉強会では、ゴーリキーの『どん底』を味わいます。ロシア戯曲は「重い」「暗い」のイメージがあると思うとチェーホフを味わった際にも言いましたが、この戯曲も例に漏れずです。タイトルのインパクトから、気になっていてもなかなか手をつけられていない…と言う人も少なくないのではないでしょうか。「どん底」はルンペンプロリアートの生活を描いた作品で、まさに"どん底"で生きる人々が描かれています。2019年10月には新国立劇場で上演されるなど、現在でも上演される機会の少なくない戯曲です。彼らの生活に、現代日本で生きる僕たちは何を学ぶのか、そんなことも考えながら味わえればと思っています。
会場:AKIKAN
参加費:500円
お申込: https://dbf.jp/fueki/index.cfm?f=fk200324
【お問合せ】
tel 075-344-8970(フリンジシアターアソシエーション)
mail gate_kaika*ftas.info(*を@に変えて送信ください)

ディレクターより

現在、少なくとも僕が活動の拠点としている京都や大阪では多くのアーティストが「劇作家」と「演出家」を兼ねていて、その傾向は若手/ベテランに限らず見られます。結果的に各劇団やアーティストの特色である「演出性」は、戯曲そのものの持つ「作家性」と同様になっていると言っても過言ではないでしょう。これまで作家性の強かったアーティストが演出への専念することで、既成の作品とどんな科学反応を起こすのか、また、普段使い慣れない言葉をセリフの変更無しで上演する事でどんな科学反応を起こすのか、想像するだけでワクワクします。

観客のみなさんにとっても、これまでのgateと同じように新しい作品・アーティストとの出会いの場となるだけでなく、「既成戯曲にこんなにおもしろい作品がいっぱいあるんだ!」と思っていただけるキッカケになれば嬉しいです。文化も歴史も全く違う時代・国で書かれた作品に思いを馳せ、心を震わせる、そんな体験を劇場という場でみなさんと共有したく思います。

それではみなさん、KAIKAでお会いしましょう!

2019年3月
gateディレクター 大石達起

これまでのgate