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【実施報告】えんげきで学ぼう!SDGs@京都水族館

|[ワークショップ]

8月9日(水)に京都水族館にて「えんげきで学ぼう!SDGs@京都水族館」を実施しました。
台風の接近に伴い一時は開催も危ぶまれましたが、当日は無事、雨に遭うことなくイベントを実施することができました。(雨の降った時間帯は幸い、水族館の中を散策している時間でした)

◎オープニング・水族館散策
イルカスタジアムに集合し、講師・アシスタントによるミニ作品の上演を観ました。
「京都水族館に散策に来た小学5年生のFJ。クイズが大好きな食パンさんとクイズ対決をすることになるが、京都水族館のカフェテリアに関する食べ物のクイズばかり出してしまい、魔法であんぱんにされてしまった!FJを元に戻すために、みんなで水族館クイズを考えよう!」
という導入のもと、イベントが始まります。

ミニ作品の上演の後は、みんなでイルカのごはんの時間を観覧し、その後チームに分かれて水族館探索を開始します!
さっき観たイルカを観察したり、それぞれのエリアの生き物を観て「何考えてるのかな〜?」「何でこんなことしてるんやろ?」など、想像を膨らませながらクイズを考えました。

◎発表準備
水族館を散策した後は、「緑の館」に移動して、発表する内容をまとめました。
チーム内で、観てきたこと、感じたことを共有するのですが、「あれもクイズに入れたい!」「これも入れよう!」と、とても盛り上がりました。
また、同じゴマフアザラシを見ていたチーム内でも、後ろの爪を写真で撮っている人がいれば、後ろ足の間の小さなしっぽをスケッチしている人もいたり、みんなが注目する箇所の違うということを体感しました。

◎発表会
最後はいよいよ発表会(クイズ大会)です。
水族館を周って見たこと・感じたことを元に、チームごとにそれぞれ身体や言葉を使って表現しました。

あるチームが「『からまりそうー』って言ってそうな生き物は?」というクイズを出したことに対して、別のチームの参加者たちが「あ!あれやんな!」と目くばせをしました。実は、最後にみたクラゲの水槽の前で「足絡まりそうやな」と言っていたのでした。
これは間違いなく正解だろうと思っていましたが、しかし、正解は“チンアナゴ”。
「同じ水族館をまわっていても全然違うように見ているんだ!」ということの発見や、「あ!一緒に見たあれや!」という共同注視の嬉しさを体験できました。

ちなみに、下の写真は「小さな魚はなぜ大群になるでしょう?」という問題を、みんなで大群になってみて考えている様子です。

みなさん、答えは分かりますでしょうか・・?
気になる答えは・・・京都水族館で!

また、このイベントは「コミュニケーションティーチャー研修2023」(子どもゆめ基金助成)の一環として行われました。
若手のファシリテーターがプログラムの準備やイベントの実践に携わり、それぞれが得た知見を互いにフィードバックしました。

【イベント名】
えんげきで学ぼう!SDGs@京都水族館

【日時】
8月9日(水) 13:00-16:00

【会場】
京都水族館・梅小路公園内「緑の館」2F和室

【対象者】
小学4年生〜小学6年生

【参加者人数】
12人

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