つくる場・KAIKA

正式名称「アートコミュニティスペースKAIKA」

現代演劇を核とした創作場。2010年7月創設。舞台芸術の創造・発信拠点であり、次代を牽引する芸術家の育成に注力しています。「プロの小劇場劇団も、世の中にはあった方がいい」という考えのもと、そんなプロの活動と、本気でプロになろうとしている劇団の支援に重きを置いています。

所在地

京都市下京区岩戸山町440番地 江村ビル2F。江村ビルの1Fはファミリーマート。3Fはクリエイターの拠点である「AKIKAN」(姉妹館)が構え、平日はコワーキングスペースとして、週末や休日はアート(美術)やイベント会場として、稼働していました。(2023年現在、コワーキング利用は終了しました。)

大学との連携

KAIKAオープン~2017年には、KAIKA内に、「NPO法人ワークショップデザイナー推進機構西日本機構」を設置。ワークショップデザイナー(地域教育育成専門員)の研鑽の場であり、社学連係活動の拠点となる役割を果たしてきました。
現在も、いろいろな大学と協働して、研究会やワークショップ、社会実験の場として活用されています。

地域との関わり

KAIKAは、祇園祭の山鉾・「岩戸山」の鉾町にあり、7月のお祭りの時期には、町内の方々と一緒に、岩戸山をお守りするお手伝いをしています。
また、KAIKAの一筋南、松原通りで行われている地域祭「松原通の駅」や、松原京極商店街、近隣の下京図書館・修徳児童館などとも共に活動をしています。

フランチャイズ/アソシエイトカンパニー

2010年のオープンより、フランチャイズカンパニーとして、「劇団衛星」が活動しています。(代表・蓮行が、初代芸術監督を務めました。)

2016年よりアソシエイトカンパニー制度を導入。志を同じくした団体と共に活動をしています。
劇団しようよ(代表:大原渉平) 2016年4月〜2023年9月
ソノノチ(代表:中谷和代) 2016年4月〜2024年3月現在 継続
IN SITU(代表:大石達起) 2020年4月〜2024年3月現在 継続
劇団不労社(代表:西田悠哉) 2022年4月〜2024年3月現在 継続
以上の団体が、KAIKAを拠点に活動しています。

運営スタッフ (2023年度)

KAIKAマネージャー:植村純子(合同会社いった)
制作スタッフ:河合厚志(押ボタン制作/合同会社いった)、彩椿
       大石達起(IN SITU/フリンジシアターアソシエーション)
テクニカルスタッフ:脇田友(スピカ)

他、フランチャイズ・アソシエイトカンパニーとインターンスタッフと共に、運営しています。

プログラム

KAIKAでは、「箱貸し」と呼ばれる貸館業務は原則として行わず、自劇場による主催・共催企画のみを行います。

『gate』…KAIKAで行う本気の試演会
made in KAIKA…KAIKAの製作作品シリーズ
imported to KAIKA…他地域等で製作された作品を紹介するシリーズ
supported by KAIKA…主に若手の活動を応援し、公演会場・機会、稽古場の提供などの支援を行います。
salon de KAIKA…KAIKAでは、定期的に演劇ワークショップや勉強会等のイベントを実施しています。